笠松紫浪 全木版画集

笠松紫浪は、伊東深水、川瀬巴水らとともに鏑木清方門下で日本画を学び、その後、大正から昭和10年代にかけて版元・渡邊庄三郎の下で数々の「新版画」を発表し、国内外で注目を集めました。戦後も京都の版元・芸艸堂から新版画を、さらに1955(昭和30)年頃からは自画・自刻・自摺の「創作版画」も手掛けるようになり、生涯にわたり木版画と向き合ってきた作家と言えます。本書は、そんな笠松紫浪の主要な木版画を網羅した作家初の決定版作品集です。

A4変型判(275×220mm)・240頁・並装・カバー付
ISBN 978-4-87242-483-6

販売価格 6,600円(税込)